『二歳の麗子』


 「お嬢様・・・なにを見てるんですか? 
  なりぽしにも見せてください。」


 「あっ・・・だ、駄目よ。」

 「隠したって・・・・無駄ですよ。」
 
 「あん、駄目だって言ったのに・・・・」

 「おお、これは・・・」

 「二歳の時のわたし・・・変な顔してるでしょう?」

 「はうっ、そ、そんなことないですよ。」

 「うそ、今一瞬どもったわ。」

 「可愛いですよ。」

 「可愛くなんかないわ。 きっとなりぽしもそう思ってるんでしょう。」

 「お嬢様はいつでも可愛いですよ。 今も・・・ね。」

 チゥ(* ^)(◎o◎) 「ば、馬鹿ぁ・・・」