れいなり掲示板SS
〜なりぽし、鬼虎、ぐっちい、恋の鞘当大合戦〜
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皆さんにご愛顧頂いている『れいなり掲示板』。
そこにはカキコの中に埋もれてしまうには惜しいものが・・・
ここではそんな宝物(SS)を改めて紹介しますぅぅぅ。
[1355] 連続SS第一話『ぐっちぃとなりぽしの部屋』
投稿者:大黒坊鬼虎
投稿日:2002/01/27(Sun) 23:56 |
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「ぐっちぃさん、実は相談が……」
「なんですか?パチンコ代貸してくれ……ってのは嫌ですよ」
「そんなんじゃないですぅ。……実は、最近鬼虎さんがお嬢様にモーション
かけてるみたいなんですぅ」
「しょうがないですね。なりぽしさん、浮気ばっかりしてるからチャンスと
思っているのでしょう(キッパリ)」
「そ、そんなぁ〜。何か、いい知恵はないですか?」
「ありますよ」
「本当ですか。ぜひ教えてください!」
「決闘です」
「へっ?」
「決闘を申し込むんです。一人の女性をめぐって……となったら、やっぱ決闘でしょう。
なんなら、ぐっちぃが決闘を伝えて来ましょうか?」
続く……かな?
次回、なりぽしと鬼虎は決闘するか!
第二回『本気のバトル!(ガチンコとかセメントとも言うね)』
あんまり期待しないでね。
[1357] にょにょにょ〜♪ 投稿者:なりぽし 投稿日:2002/01/28(Mon) 22:12 |
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がさごそ・・・
「あら? なりぽし押入れの中をかき回して何をしているのかしら?」
「はうっ、お嬢様・・・な、なんでもありません・・・」(;^_^A
アセアセ
「ふーん、でも随分必死のようね。」
「あうあう・・・それはもう命が掛かっていますから。」
「い、命?」
「あ、な、なんでもないですぅぅぅ。」
「あなたこの間の蜘蛛のせいでまだ変なままなのね。しっかりしてちょうだい。」
「は、はい。」
「ふう・・・お嬢様にはばれなかったようだな。
うむむ、なんにせよ鬼虎さんと決闘するとなると、体力では勝てないから武器や防具は
必需ですからね、いいものを用意しておかないと。」
なりぽしは鬼虎さんが中国武術や武道具にも精通していることを忘れていたのであった。
なりぽしの運命やいかに?
[1362] あるんですよ、名物料理>いきなりはっぴぃベル
投稿者:ぐっちい 投稿日:2002/01/29(Tue)
09:53 |
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タアー、トオー!!なりぽしさんは山にこもり、木を木刀で叩いていた。
鬼虎さんとの決闘に向けて取り合えず思いつくことをやろうと。
でも・・・・・・。
「なにか違うような・・・。」
そのとおり、それじゃあなんの修行にもなっちゃいないもの。
「ぐっちいさんに相談してみるか・・・。ああ見えて強そうだし。」
一路、ぐっちいの部屋へ・・・。
「おや、なりぽしさん。」
「ぐっちいさん、お願いです。私を強くしてください!」
「無理です。(即答)」
ガビーン!!>なりぽしさん
「一朝一夕で強くなれるほど世の中甘くないです!」
ガビ、ガビ、ガビビーン!>なりぽしさん
「やはりなりぽしはお嬢様を鬼虎さんに奪われるしかないのか・・・。(涙)」
「勘違いしないで下さいよ、なりぽしさん。(ニマ)」
「ん?(涙目)」
「なりぽしさん自身を強くするのは無理ですが、強い技を教えることはできます。(ニマ)」
「そっそれでは!?」
「逝きましょう、山へ!!」
・・・・・・・・・・・・舞台は再び山へ・・・・・・・・・・・・
ぐっちいは胴着を着ている。珍しいデザインだ。
「ではぐっちいがやっているとおりになりぽしさんもやって下さい!」
「お酢!じゃなかった、オス!」
「俺は!」
「俺は!」
「キングオブウワキ!!最狂の漢だ!逝くぞ!」以降、なりぽしさんもやってます。
文が長くなるので省略します。
「俺のこの手が真っ黒に疼く!新たな女を掴めと轟き叫ぶ!!」
「性欲!!なりぽしクラッシャー!!!(思いつきの名前)」
ドカーン!!
「おおっ、巨岩が粉々に!!(なりぽしさん驚愕)」
「どうです、なりぽしさん。これで少しは自信がつきました?」
「はい!ありがとう、ぐっちいさん!!」
「1つ忠告しておくことがあります。(急にマジな顔)」
「なんでしょう?」
「この技は使い手の性欲を爆発させて潜在能力を引き出し敵を滅する技。」
「はい・・・。」
「それほどの力を発揮するには性欲を振り絞らねばなりません。」
「・・・・・・。」
「結論から言います、この技を使ったらなりぽしさんの性欲は一生湧かなくなるかもしれません。」
「え!?」
「それほどの技なのです。それでもいいと判断したときだけ使ってください。」
「はい・・・。」
「では、ぐっちいはこれで。あとは基礎体力を鍛えればなんとか・・・。」
「わかりました、ありがとうございます。」
ぐっちいは帰っていった・・・。
「ぐっちいさん、なりぽしはお嬢様を渡すわけにはいかないのです。だから・・・。」
なりぽしさんは夕日に向かって走り出した。
「使います!!」
漢だ、なりぽしさん!!
なりぽしさん>
いきなりはっぴぃベル、結構難しいです。
とくにお姫様が・・・。(^^;
鬼虎さん>
遂に鬼虎さんも参加!?これは興味深い内容になりそうですねぇ。
ぐっちいが怖いもの?それは・・・・・・。
某総帥からのSS催促書き込みですぅ〜。(ガタガタ・・・)
[1364] 連続SS第二話『ぐふぇふぇ、これがワシの秘策じゃワイ』 投稿者:大黒坊鬼虎
投稿日:2002/02/01(Fri) 00:27 |
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予告とタイトルが違うって……気にしない、気にしない。
「決闘しかないですか……しばらく山にこもります……」
数日後、ぐっちいさん宅で。
「やっぱり、数日山にこもった位でばだめですぅぅぅ!」
「なりぽしさん、あの技があるでしょうが!」
「でも、あの技使ったら性欲湧かなくなるんでしょう。やっぱりいやですぅぅぅぅ!」
「わがままな……(ボソッ)」
「こうなったら、お嬢様の護衛用に新藤家からお借りした拳銃で……」
「あっ、決闘のこと鬼虎さんに言ったんですけど、
鬼虎さん『自衛隊から自動小銃と迫撃砲借りてくる』って息巻いていましたよ」
「け、決闘の域を越えてるよ…………ってぐっちいさん、鬼虎さんに決闘の申し込みしたんですか!」
「そうですよ。なりぽしさんだけ覚悟決めるんじゃ不公平じゃないですか」
「い、いやだー。死にたくないよー!」
「何言ってるんですか!決闘なんですよ。多少のリスクは覚悟しないと!」
「決闘で爆殺されたくないですぅぅぅっ!」
「お嬢様を奪われたくないんでしょ!」
「……そうだ、ぐっちいさんには立会人をしてもらわないと……」
「えっ?」
「うひひ、決闘けしかけたぐっちいさんには立会人になってもらわないと……」
「……あの……その……」
「ぐっちいさん。よろしくお願いしますね」
「……しょうがない。『秘策』を出しますか……」
「秘策って鬼虎さんを暗殺するんですか?」
「そんな事したら、ぐっちいが捕まるじゃないですか。鬼虎さんの常套手段を使うんですよ」
「?」
「ライバルにてきとーなコ押し付けて戦線離脱させるんですよ」
「……そっちの方がまともな手段じゃねーかよ……(ボソッ)」
「何か言いましたか?……じゃあ、鬼虎さんに電話して……もしもし、ぐっちいです。
実は決闘の件なんですけど、なりぽしさんのほうから手打ちにしたいとの事で……
じゃあ、明日場所はドクロマークが看板の料理店で……」
次の日、某高級料理店で……
「どうも、失礼しますー」
「これはこれは鬼虎さん。お待ちしてました……ってその手に持っているのは……」
鬼虎は巨大な青龍刀(
http://www.gaopu.com/8KE.HTML
)を手にしていた。
「これですかー。ここ来る途中で骨董屋で見かけてゲットしました」
「「あうあう……」」
「それより、飯にしましょうよ。自分、腹へったっすよ」
「そ、そうですね……とその前に、鬼虎さんに紹介したい子がいるんですよ。
貿易商にしてここの店のオーナーの娘さんのチャ・イーナさんです」
「ワタ〜シが、チャ・イーナネ。お前、名前何ていうネ?」
「あっ、大黒坊鬼虎です」
「じーっ」
「?」
「お前、悪人的顔!」
いきなりそれかい。確かに自分(作者)、自衛隊時代、先輩に悪人面って言われたよ……
次回は『101回目のプロポーズ』でいこうかなー?多分タイトル変わると思うけど。
[1372] なんとか復帰・・・ 投稿者:なりぽし 投稿日:2002/02/09(Sat) 23:23 |
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PCのキーボードを叩くのも実に久しぶり。ヽ(´▽`)/へへっ
今週は5日間ほとんど死んでいたような状態でしたから。
【ぐっちいさん、鬼虎さん】
「ふう、なんとか決闘はしないで済みそうですぅぅぅ。」
「なりぽしさん、油断してはいけませんよ。 チャ・イーナさんを鬼虎さんに
あてがったからと言って、鬼虎さんのお嬢様への想いが無くなる訳じゃないですからね。」
「そ、そんな・・・」
「だって、お嬢様親衛隊の最も優秀な隊員なんでしょう。」
「はう、た、確かに・・・」
「ほら、今ですよ、今があの必殺技を見舞うチャンスです。」
「あうっ、そ、それって、不意打ち?」
「なりぽしさんが鬼虎さんに正々堂々挑んで勝てるわけないじゃないですか。」
悪辣なる会話を続ける二人を他所に鬼虎さんはチャ・イーナに頬を染めている。
「ねえ、チャ・イーナちゃん、今度一緒にデートしようよ〜。」
「ふん、誰があんたみたいな悪人的顔の男とデートするあるか。
も一度家に帰って良く鏡見るよろし。」
「そんなぁぁぁ。」
しょげる鬼虎さん
「今ですっ!!! なりぽしさん!!!」
ぐっちいさんが叫ぶ、なりぽしは大きく頷き・・・
「はぁぁぁぁぁ!!!!
俺のこの手が真っ黒に疼く!新たな女を掴めと轟き叫ぶぅぅぅ!!」
ぐいぃぃぃぃぃぃん!!!!
「性欲!!なりぽしクラッシャー!!!(なんとかならんのかこの名前)」
「ん・・・?」
必殺技の叫びに振り返る鬼虎さん、しかし逃げる術は無い。
どっかーーーーーーーーーん!!!!
・・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・・
ぱらぱらぱら・・・<舞い散る破片と埃
「や、やったか?」
鬼虎さんの居た辺りを見回すぐっちいさん、鬼虎さんの姿はどこにも無い。
店もなりぽしクラッシャーの波動の部分が削ぎとられたように無くなっている。
「や、やりましたね、なりぽしさん!!!」
振り返るぐっちいさん
「なりぽしさん?」
「・・・・」
「な、なりぽしさーーーん」
駆け寄るぐっちいさん
「し、しっかり、なりぽしさん。」
「・・・・・」
そこにはサングラスをかけた老人と化したなりぽしが。
「全てを今の一撃にかけたんですねなりぽしさん、そ、それでこそ漢の中の漢です。」
「あうあう・・・わしゃ、本望じゃ・・・ガクッ。」
「なりぽしさーーーーーん。」
しかし二人は気づいていなかった。
なりぽしクラッシャーは鬼虎さんを倒しては居なかったことを。
なりぽしクラッシャーの衝撃で気を失ったチャ・イーナを抱え、自分のアジトに
笑顔で走る鬼虎さんが居たことを・・・・
ああ、空しきはなりぽしクラッシャー、
ああ、悲しきはなりぽしクラッシャー、
全ての性欲を失ったなりぽしの運命はいかに。
待て、次回。
なりぽし「続くんですか?」
ぐっちいさん、鬼虎さん「「続くんです。」」
なりぽし「はうう・・・・」
[1379] 投稿SS大三話『へっへっへっ。口では嫌がっていても、身体が嫌がってねーぞ』 投稿者:大黒坊鬼虎
投稿日:2002/02/17(Sun) 01:10 |
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な、なんちゅータイトルだ……
てくてく……
鬼虎は、イーナを軽々と抱きかかえ、料理店から脱出していた。
イーナを抱っこしながら鬼虎は考えていた。
(さて、これからどこへ行こうか……とりあえず自分の部屋か……
あうっ、あのごみ箱はちょっとヤバイかな……やっぱホテルかな?)
ぱちっ、イーナは目を覚ました。
「お前、なぜワタ〜シを抱っこしてるネ!」
「えっ、ええっ、それは……」
後ろめたいことがあった鬼虎でした(NHKの朝ドラ風に)
「お前、ワタ〜シを誘拐する気か?早く放すよろし!」
「あっ、はい」
鬼虎はイーナを地面に下ろした。
「ワタ〜シ、美的オトコが好みネ。お前のような悪人的オトコ、興味ないネ」
「……わかったよ……もういい……」
「じゃあ、帰るネ」
イーナは立ち去った。
「……はぁ、だめだったか……」
(やっぱ俺には麗子お嬢様しかいないな……)
鬼虎は料理店に戻った。
場所はさっきの料理店。
「ようこさんや、飯はまだかい……」
「何言ってるんですか、さっき食べたでしょ!……じゃなくって、
なりぽしさん、そこまで老化が進みましたか」
バタン!鬼虎がもどってきた。
「なりぽしさん!やっぱ自分と決闘してください!」
「いや、あの、なりぽしさん今、こんな状態ですし……」
「大丈夫です。自分そんなの気にしないですから!」
「いや、ちょっとは気にした方がいいと思う」
「さぁ、自分をキザなライバルだと思ってかかって来て下さい!」
((キザなライバルって言うより、凶暴な野獣じゃねーかよ……))
「うりゃ―――っ!」
「「ひぃ――っ!」」
「ち、ちょっと鬼虎さん!ぐっちいまで巻き込まないでください!」
「すみません!この刀、間合い長いもんで!」
「問題がずれてます!」
鬼虎は、なりぽしさんを角に追い詰めた。
「なりぽしさん。自分、絶対お嬢様を幸せにします……」
「あうあう……」
鬼虎は青龍刀を頭上高く振り上げて、一気に振り下ろそうとした……
ドカ――ン!
鬼虎の後ろで何かが爆発した。
鬼虎は爆発で吹き飛ばされて、なりぽしさんは助かった。
「オ〜ゥ、ワタ〜シの店がこんなに……やい、悪人的オトコ!お前か!店をこんなにしたのは!」
「ナ・ニ・シ・ヤ・ガ・ル……」
あら、ちょっち鬼虎、バーサークモード入っちゃったよ。
「……お前から血祭りね……」
本当にいいのか鬼虎よ。お前は確かイーナ萌えではなかったのか?バトル挑んでどーする。
本当に次回で終わるのか?
次回はラスト『あ〜いを取り戻せ〜〜〜〜♪(byクリスタル・キング)』です。
[1382] ゲット〜♪ 投稿者:なりぽし 投稿日:2002/02/19(Tue) 22:42 |
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ずっと気になっていたソフト『凱旋! 無花果艦長!』を購入〜♪
これって永瀬江美弥さんも出てるゲームなんですよ〜♪
詳しくは日記を見てね〜♪ ヽ(´▽`)
【鬼虎さん×3】
「あうあう・・・」
「なりぽしさん、今のうちです逃げましょう。」
「あう、待っておくれやようこさんや・・・」
「この期に及んでまだボケてる・・・そんな場合じゃないでしょう。」
どっかーーーん!!
「どうぉりゃぁぁぁぁぁぁ。」
キィーーンッ!!!
「お前の剣など私をかすりもしないねっ、もう死ぬよろし!!」
どっかーーーーーーーーん!!!!!
「は、早くなりぽしさんっ!!!」
「あう、ようこさん、わしのことは良いから先に行っとくれ。」
「わたしはぐっちい、ようこじゃありませんよ〜。」(T.T)
「あうあう・・・」
「よし、こうなったら・・・・
ほ、ほら、なりぽしさん、お店の外に金髪で胸の大きな綺麗なお嬢様達がたくさん。」
「ほ、ほえっ?」
「しかもハイヒールを履いてる、腕を組んできつい目つきでなりぽしさんを見てますよ。」
「ほ、ほえぇぇぇぇぇぇぇ????」
むくむくむくむくぅぅぅぅ。
しゃきぃーーーーん☆彡
「な、なりぽし復活ーーーーーーーーーーっ。」
「おおっ!!! や、やはりなりぽしさんの煩悩、性欲パワーは不滅だ〜♪」
「ふふふ、世界中のお嬢様達はみんななりぽしの物〜♪」
「あ、なりぽしさん、ど、何処へ〜。」
はうはう、鬼虎さん続きよろしくね。
[1387] 連続SS第四話『いい日旅立ち』前編
投稿者:大黒坊鬼虎
投稿日:2002/02/24(Sun) 01:21 |
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ドカーン!ドカーン!
「お前、なかなかしぶといネ!」
ブゥーン!ブゥーン!
「ちぃぃっ!ちょこまか動くんじゃねー!」
イーナの爆弾が爆発し、鬼虎の青龍刀がうなりをあげる
料理店は戦場と化していた。
「こうなったら、特製爆弾使うネ!」
「面白れー。返り討ちにしてやる!」
ドカ――ン!
「あれ?俺はいったい何をしていたんだ?」
爆発の衝撃で、鬼虎は正気に戻った。
「ふっふっふっ。なりぽしふっかーつ。さあ、鬼虎さん。お嬢様を賭けて決闘といきましょう」
「お前、邪魔するな!」
ポイ
イーナはなりぽしさんへ向かって爆弾を投げた。
ニヤリ
「なりぽしクラッシャー!」
ドッカ――ン!
イーナの爆弾は、なりぽしクラッシャーによって消しとんだ。
鬼虎は、イーナの盾になり、なりぽしクラッシャーを背中で受けた。
プスプス……
しゅぅぅぅぅっ。
なりぽしさんは、また老化した。
「金髪ボイーン!」
シャキーン!
ぐっちいさんの掛け声でなりぽしさんは、元の姿にもどった。
「なりぽしさん、やっとやる気になりましたか……」
「なりぽしクラッシャー!」
ドッカ――ン!
しゅぅぅぅっ。
「金髪ボイン!」
シャキ――ン!
×20
(身体がバラバラになりそうだ!世界中のお嬢様よ、なりぽしにパワーを……)
あの、いちおー、イーナもお嬢様なんだけど……
「なりぽしクラッシャ―――ッ!!!」
ドッカ――――ン!!!
「ついに、勝ったか……」
「ふぅー。ふぅー。ふぅー。まだまだ、いけますよ……」
鬼虎の生命力の方が上だった。
「ちょっと待った―――!!!」
「「?」」
「二人共、いい加減にしてください!戦いからは何も生まれませんよ。
それにお嬢様の意見はまだ聞いてないじゃないですか!」
「「……そうですね」」
「わかってくれましたか。じゃあ、みんなで仲直りの乾杯をしましょう」
「「かんぱーい×4」」
ごくっ、ごくっ×4
「あの、ぐっちいさん。このジュース、アルコール入ってますか?」
「あぁ、鬼虎さんのとイーナさんのには『比翼連丸』が入っていますよ」
「比翼連丸?」
「それ、ワタ〜シの国に伝わる惚れ薬ネ……」
ボボン!
イーナの顔は真っ赤になった。
「鬼虎。ワタ〜シお前に抱かれたいネ」
「俺も、お前が欲しい……」
「じゃ、近くにワタ〜シが泊まってるホテルあるネ。一緒に行くよろし」
「あぁ……」
[1388] 連続SS第四話『いい日旅立ち』後編
投稿者:大黒坊鬼虎
投稿日:2002/02/24(Sun) 01:35 |
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約二時間後、二人は料理店に戻ってきた。すっかりラブラブモードになって……
「オマ〜エ、パパリンと同じ匂いするネ」
「そう?俺、港町育ちだから潮の香りがするのかな」
「なりぽしさん!なりぽしさん!金髪ポイ〜ン!金髪ホイ〜ン!」
「ううっ、わしはもうだめじゃ……」
「……何、えたいの知れない呪文唱えているんですか?」
ぐっちいさんは『なりぽしクラッシャー』と若返りのコマンド
『金髪ボイン』の説明を鬼虎達に話した。
「そんな、思いっきり禁呪を20発以上ブッ放したらふつー死ぬよ……」
「それを覚悟で、なりぽしさんはお嬢様を愛していたんです」
「……俺の負けだよ……」
「でも、なりぽしさんがこうなった今……」
「……って事は麗子お嬢様はじぶんが……ポッ (*^。^*)……って、いててててて!」
ぷ――。
イーナは、膨れっ面をした。
「しょうがないネ。それなら、いい方法あるネ」
「「ええっ!」」
「ワタ〜シが持っている、若返りの薬なら大丈夫ネ。本当に年とったならダメだけど、
病気とかショックの老化なら大丈夫ネ」
「ぜひください!」
「でも、タダでは嫌ネ。……そう、鬼虎を、ワタ〜シの国に連れて行くネ。ポッ (*^。^*)」
「な〜んだ。お安い御用ですよ」
「そうそう……って、ちょっとて待て〜い!」
「何か?」
「何でそこで自分の身売りなんですか!」
「なりぽしさんを元に戻したくないんですか!」
「それと、自分の身売りとは訳が違うでしょ!」
「ううっ。苦しい!」
なりぽしさん、上手いよ。
「しょうがないですね」
ぐっちいさんは、ノートPCを取り出し、鬼虎がよく利用している武術のHPを開いた。
「イーナさんの国にはこんな武器やあんな武器や……」
「それなら、ワタ〜シの家の武器庫に、たくさんたくさん有るネ」
ぴくっ。
「私の家の武器庫にたくさん……?」
「それに、ワタ〜シの家貿易商ネ。世界中の武器手に入れる事できるネ」
「……俺にこの日本は狭すぎる……」
「鬼虎さん!決心がつきましたか!」
「自分、お嬢様への愛が冷めたわけじゃないですよ!武者修行の旅に出るだけですよ!」
言い訳すんなよ。
「じゃ、契約成立ネ。この薬飲むよろし」
ごくっ、ごくっ。
「まずーい、もう一杯」
「どうですか?」
「うをををををっ!力がみなぎる!」
シャキ――ン!
なりぽしさんはもとの姿にもどった。二割増しほどカッコよくなって。
「じゃ、そろそろワタ〜シ達は出発するネ。さぁ行くネ、ダーリン」
「じゃぁ、ぐっちいさん、なりぽしさん。自分、旅にでます。なりぽしさん、お嬢様を幸せにしてくださいね」
「はい。約束します」
入れ違いに麗子お嬢様が入場。
「鬼虎、鬼虎はどこかしら?」
「あっ、お嬢様。鬼虎さんは『武者修行の旅に出る』って言ってました」
「どうしましょう。新藤家の地下シアターのスピーカーを移動してもらおうと思ったのに……」
「それなら、なりぽしがやりますぅぅぅっ」
「そう。それならお願いするわ……ってなりぽし、何かカッコよくなったわね。ポッ (*^。^*)」
「えぇ。なりぽし、お嬢様にふさわしい男になるために常に努力してますから」
「うそこけ。思いっきりドーピンクじゃねーかよ(ぼそっ)」
「じゃあ、外にリムジンを待たせてあるから行きましょう」
「はいですぅぅぅっ!」
「ふうーっ。やっと終わったか。いやー、本当みんなお約束通りの動きしてくれたな……
さ〜て次は誰を刺客に送り込もうかなー」
すべては、ぐっちいさん。あんたの仕業だったんかい……。
[1390] 身体が痛い・・・ 投稿者:なりぽし 投稿日:2002/02/25(Mon) 22:30 |
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土曜日のゴルフの疲れで、昨日からずっと身体が痛いですぅぅぅ。(T.T)
運動不足の塊のようななりぽし、たまに動くとこれです。
まあ、二日目じゃなく翌日から痛かったので、まだまだ若いということにしましょう。
ヽ(´▽`)/へへっ
【鬼虎さん】
「ねえ・・・なりぽし。」(*^.^*)
「ど、どうしたんですかお嬢様? ま、枕なんか抱いて・・・」w(゜o゜)w
「ううん、あなたが2割り増しで素敵になったから・・・」
「あうあう・・・それはチャ・イーナさんの薬のせいですよぉ。」
「若返りの薬でしょう。 だ・か・ら・・・・・ね。」d(^-^)ネ!
「『d(^-^)ネ!』って言っても、あれは老化しきった体を元に戻しただけで、
ナニが強くなったわけでは・・・あっ?」
「ううん、もう、早くぅぅぅ。」
(*
^)(*^-^*)ゞ あうあう・・・・以下略。18禁とも言う。
※「はぁぁぁぁ、素敵・・・・」(*^.^*)ポッ
「はあはあ・・・ぐったり。」
「ふふふ、なりぽし・・・・『金髪、ボイーン、ボイーン。』」
「うおぉぉぉぉぉ。 燃えるぜ〜♪」シャキーーン ※
以後※印から※印を20回繰り返す。
若返りの薬を飲んでもすぐに効果は吸い取られてしまったなりぽしでした。
ヽ(´▽`)/へへっ
ようやく続きをアップすることが出来ました〜♪ (*^^*ゞ
一月以上も経ったから忘れられたかな?
次は、ぐっちいさん? 鬼虎さん? 7/17 アップ