「いずみと麗子」CGを差し上げたら・・・・・・
あううう・・・・いずみSSを頂きました。
なりぽしの好きな甘〜いSSですぅぅぅ。
では・・・・・・
ぱたぱたぱたぱた。
「...」
ぱたぱた。
「...なあ、竜之介」
ぱたぱた。
「うん?」
「楽しいか?化粧してる所見て」
ぬりぬり。
「うん、楽しい、俺の為に、綺麗になろうとしてくれてるんだって思うと、特に」
「べ、別にお前の為って訳じゃ...」
「違うの?」
「そ、そりゃあ、少しはあるけどさ」
ぬりぬり。
「...なあ、竜之介」
ぬりぬり。
「うん?」
「じっと見てられると、やりにくいんだけど」
「気にするな」
「そうはいってもな〜」
ぬりぬり。
「なあ、いずみって、化粧薄いよな」
「化粧水付けて、下地塗って、ファンデーションだから、厚くはないな」
「下地処理して、サフェイサー塗って、プラカラー」
「私の顔は、プラモデルか」
「薄くなら、しなくてもそう変わらないんじゃないのか?」
「まあ見た目にはな」
「だったら、別にしなくてもいいんじゃない?」
「そうはいかないよ、この歳になると、薄くでもするのとしないのとはずいぶん違う」
「そんな物か?」
「ああ、私はそこまでは無いけど、人によっては、裸で街を歩くより、素顔の方が恥ずかしいっ
て人もいる」
「ふ〜ん」
「それに、私の場合は、気分の切り替えって言う意味もあるし」
「気分?」
「そう、さあ今から出かけるんだって、気合いを入れるって言うのかな?」
「あ、それは解る」
「家の中では、化粧しないから、出かける時だけだもんな」
「うん」
ぬりぬり。
「いずみって、初めて化粧したのっていつ?」
「はあ」
「な、何で溜息付くんだよ」
「やっぱりわかって無かったんだな、高3の時、お前と初めて映画に行っただろう、あの時だよ」
「ええ〜、全然気が付いてなかった」
「子供の頃、お母様の化粧品を悪戯したことはあったけど、本当の意味で、初めてはあの時だよ」
「そうか、俺のために、気合い入れてくれたんだ〜」
「ば、馬鹿、そう言う訳じゃなくって...」
「でも、それってずいぶん遅くない?」
「う〜ん、遅いほうなんだろうな、あの頃は化粧って嫌いだったから」
「なんで?」
「あの頃は、化粧って自分を他人に良く見せるためにするものだって思ってたからな」
「はは、いずみらしいな」
「さてと、口紅塗るぞ」
「あ、じゃあ...」
ちゅっ。
「お前も用意しろよ」
「男の支度なんて、5分もあれば楽勝だ」
「楽だよな」
「後は、上着を羽織るだけだ」
「じゃあ、髪いじってくるから、用意しておけよ」
「ああ」
ぶお〜〜。
あ、ドライヤーの音。
...何でドライヤーの音って、聞いてると眠くなってくるんだろう?
ふあ、あ。
...ぐう。
「竜之介」
ぐう。
「竜之介ってば」
「あ、ああ、寝てたのか」
「もう、くすくす、そろそろ出かけるぞ」
「な、何笑ってるんだよ」
「まったく、くすくす夜更かしするから眠くなるんだよ」
「悪かったって」
ごそごそ。
ごそごそ。
「さて、行くか」
「寝てたくせに」
「いずみが遅いからだろ」
「まだ寝癖が残ってるぞ。髪とかして来いよ」
「はいはい」
「あ〜〜〜〜」
「どうした?くすくす」
「鏡の中に....まあ、綺麗。じゃなくて、どうして俺が化粧してるんだ〜」
「あはははははは、いや、よく寝てたからさ」
「ぐわ〜〜、どうやって落とすんだ?これ」
「石鹸で洗えば落ちるよ」
「くそ〜〜〜〜」
「あははははははははははは」
すさんの後書き
ど〜も。
す です。
大部分の男性にとっては、退屈な待ち時間でしょうが、私は女性が化粧してる姿って好きです。
特に、一緒に出かける時なんか、「私のために、気合いいれてるんだ〜」と思うと、後ろからぎゅっと
したくなるくらい。(お
...それ以外に内容無いですね。(笑)
気に入っていただけると良いんですが。
ではまた〜。